当社では、一戸建て、ビル、マンションの漏水調査や水漏れ修理をお受けしております。 さて、「床や壁が濡れているので調べてほしい」とのご依頼は大変多くございますが、家の床や壁が濡れている原因が水道管の破損による漏水ではないケースも少なくありません。
そこで今回は、床や壁が濡れている代表的な4つの原因をご紹介したいと思います。 原因によって、対処法や修理を依頼する業者も異なりますので、ご自身で調査をされる場合は是非、参考にしてください。
また当社では、ご紹介する4つのすべての修理や調査が可能です。お困りの際は、すぐにお電話ください。
原因① 水道管の破損
床や壁が濡れている原因で最も多いのは、やはり水道管の破損による漏水です。水道管の破裂による漏水の場合、次のような特徴があります。
水道管の破裂による漏水の特徴
・常に一定量濡れている
・「シュー」というような音が聞こえる
・水道料金が高くなる
・水道メーターが常に動いている
水道管の破裂による漏水の調査方法は、水道料金が急に増えたときの対処法でも詳しく紹介しています。
修理を依頼する業者:水道屋・設備屋
水道管の破損の場合、水道管の修理・交換が必要になります。
依頼するのは、水道屋さん、設備屋さんと呼ばれる業者さんです。
原因② 排水管の破損・つまり
床や壁が濡れている原因で、水道管の破損の次に多いのが、排水管のトラブルです。 排水パイプが破損して、汚水がパイプ外に流れ出てる場合と、排水パイプ内で「つまり」が発生し、パイプや器具から汚水があふれ出ている場合があります。
水管の破損・つまりによる漏水の特徴
・台所・トイレ・風呂・洗濯機など、特定のヵ所を使用したときに多く濡れている
・悪臭がする
修理を依頼する業者:水道屋・設備屋・排水管洗浄サービス
排水管の破損の場合、排水管の修理・交換が必要になりますので、水道屋さん・設備屋さんに依頼します。
つまりの場合は、水道屋さん・設備屋さん、または排水管洗浄サービスに依頼します。
どちらかわからない場合は、水道屋さんに連絡すれば、間違いがありません。
原因③ 結露
床や壁が濡れている原因の3番目は、結露です。結露は家の様々なところで起こります。
窓ガラスの結露
家の結露で、最も悩まされるのは冬場の窓ガラスの結露でしょう。
窓ガラスの結露はサッシのガラスに湿気が発生し、下側に垂れて溜まっていくため誰が見ても明白です。
水道管の水漏れと間違うことも少ないと思いますので、ここでは割愛致します。
因みに、ガラスに結露が発生する場合は、既存のサッシのガラス部分だけを複層ガラスに交換することができます。 ガラスの結露でお悩みの方は、ご相談ください。
エアコンの冷媒管の結露
結露の中で最も厄介なのは、エアコンの冷媒管の結露です。冷媒管とは、エアコンの室内機と室外機の間で、熱を移動するための配管です。
一般の住宅では、エアコンは外に面した壁に取り付けられており、冷媒管はエアコンの後ろからすぐ外部に出ています。このため、冷媒管に結露が発生しても、 家の壁や床が濡れてしまうようなことはありません。
しかし、店舗などに取り付けられた天井エアコンは、冷媒管が天井裏にあり外部まで隠ぺい配管になっています。ここで結露が発生すると、天井や壁に水が回ってしまうことがあります。
エアコンの冷媒管の結露の特徴
・エアコンを使うと濡れが発生する
・天井が濡れる
修理を依頼する業者:設備屋・空調屋・電気屋
エアコンの冷媒管の結露が発生した場合は、断熱材の巻きなおしや交換を行います。
設備屋さん・空調屋さん・電気屋さんに依頼します。
水道管の結露
水道管も結露する場合があります。
最も多いケースは、地下水を利用している場合です。 地下水は「冬は暖かく夏は冷たい」と昔から重宝されてきました。 しかし逆に言えば、水温と外気温の温度差が大きいといため、結露が発生しやすいというデメリットがあるのです。
地下水の結露が特に発生しやすいのは、夏場の暑くて湿度が高い日で、地下水の配管の露出部分に汗をかいたように水滴が現れます。 配管が濡れるため、水漏れと誤認しやすい事案の一つです。
修理を依頼する業者:設備屋・水道屋
水道管の結露は、少量であれば、タオルを巻いたりしてご自身で対策されることをお勧めします。
気になる場合は、設備屋さん・水道屋さんにご相談ください。
原因④ 雨漏り
床や壁が濡れている原因の最後は雨漏りです。
雨漏りの原因で最も多いのは「屋根板金の異常」です。 瓦屋根でもカラーベストでも屋根の谷部分には、金属が使われており、これが劣化により不具合を起こすケースが、最も多い雨漏りの原因です。 また、ベランダ部分から水が侵入してくる事案もあります。経年劣化によるひび割れや縮んだシーリングのわずかな隙間から雨水が浸入してくる場合があります。
修理を依頼する業者:屋根屋・瓦屋・板金屋・塗装屋・防水屋
雨漏りの場合は、瓦屋根であれば、屋根屋さん・瓦屋さん。カラーベストであれば、屋根屋さん・板金屋さん。
ベランダであれば、塗装屋さんや・防水屋さんとなります。原因がわからない場合は、まずは、屋根屋さんや防水屋さんにご相談ください。
さて、床や壁が濡れている4つの理由をご紹介しましたが、上記どの事案でも当社で調査・修理が可能です。 たつの市・姫路市・相生市周辺のお困りごとはエコあっとリフォームに、まずはお電話ください。
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知っていると役に立つ水漏れコラム
□水道管が破裂したときの対処法(緊急時)
□水道管破裂の原因と予防策
□水道料金が急に増えたときの対処法
□漏水箇所の探し方
□実は漏水ではないかも!床や壁が濡れている4つの理由